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グミ
かつて住んでいた借家の庭に、1本のグミの木があった。 こういう風に書くと、 え?あのお菓子の「グミ」って、木になるものなの? と考える人もいるだろう。 もちろん、お菓子の「グミ」は、 果汁をゼラチンで …
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ブドウ
時々、30〜40代の女性にむかって 「羊水が腐っている」などという発言をして、 問題を起こす政治家や芸能人がいる。 これは、一応「高齢出産」の危険性を表現している、 という風に捉えられることもあるが、 …
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空豆
「いかり豆」というものがある。 莢から取り出した空豆を、油で揚げたもので、 スーパーやコンビニのおつまみコーナーを見てみれば、 大体どこの店でも扱っている筈だ。 親指の先ほどの大きさの豆が、カリカリに …
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ササユリ
相生市の天下台山には、 山頂に到るいくつかのコースがあるのだが、 そのひとつに「北尾根ルート」というのがある。 麓の岩屋谷公園駐車場から、山に沿って北に歩き、 墓地の端辺りが登山口になっているコースで …
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ドクダミ
これまでにも書いてきたとおり、 我が家の庭には、様々な植物が生えている。 その中には、柿やニラ、ミョウガなど食用に出来るものや、 山椒や月桂樹など、葉を一種の香辛料として 使うことの出来るものもある。 …
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タンポポ
「コーヒー」は、コーヒーノキという植物の種子を 焙煎して挽き、湯または水で成分を抽出したものである。 「茶」は、チャノキという植物の葉を乾燥させ、 あるいは発酵させてから乾燥させたものを、 湯または水 …
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クローバー
世の中には、「ラッキーアイテム」などと 呼ばれるアイテムがある。 例えば「まねき猫」なども、そういう意味合いの強い人形だ。 お金や福、お客を招くとされている。 個人的には絶対に触りたくないが、 「ヘビ …
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レンゲソウ
先日、市内の農道を自転車で走っていると、 いくつかレンゲソウの植えてある水田があった。 春先のこの時期になると、水田の表面が一面緑で覆われ、 さらにそのあちらこちらに、薄紫色の小さな花が咲き乱れる。 …
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バナナ
現在、日本のスーパーで販売されている果物の中で、 バナナはもっとも食べやすいもののひとつである。 なんといっても、皮を剥いて食べるのに、 包丁を使う必要がない。 いやいや、リンゴなどは皮を剥かなくても …
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紅茶の物語〜その3
前回、前々回と、イギリス、中国、インドと、 紅茶にまつわる国の話を書いてきた。 今回は、少し舞台を変えて、 紅茶をきっかけにして、ある国が誕生した話である。 舞台は18世紀中ごろの新大陸である。 当時 …
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紅茶の物語〜その2
イギリスと中国の「茶」貿易は、 圧倒的に中国有利な条件で行なわれていた。 それは、中国が「茶」の栽培の実態を隠し、 「茶」を栽培している農家と、 イギリス商人との直接の接触さえ、禁じていたためだ。 こ …
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紅茶の物語〜その1
今回は、世界を動かした、ある「葉っぱ」の話だ。 その葉は、乾燥しており、 その「香り」を吸い込めば、人は陶然とした気持ちになる。 ……。 それって、ヤバい「葉っぱ」なんじゃないの? と思われてしまいそ …
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ワサビ
現在では、それほどいわれることもなくなってきたが、 日本人が魚を「生」で食べるというのは、 外国人にとっては信じられないことだったようだ。 最近では、日本食ブームということもあり、 外国でも寿司が人気 …
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オリーブオイル
かつて、日本で「オリーブオイル」といえば、 イタリア料理とか、小豆島とか、健康食品とか、 そういうイメージであった。 早い話、「オリーブオイル」=「○○」という、 決まりきったイメージを持っていなかっ …
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シイタケ〜その3
前回、前々回とシイタケについて書いてきた。 前々回はシイタケの歴史について、 前回はシイタケの加工品「干しシイタケ」を中心にして、 昨今のシイタケ事情について書いた。 だが、よくよく見返してみれば、 …
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シイタケ〜その2
前回、冷蔵技術が発達して 「生シイタケ」が流通しはじめるまでは、 「干しシイタケ」こそが「シイタケ」であったと書いた。 これはシイタケをはじめとするキノコ類が、 常温のままでは、さして日持ちがせず、 …
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シイタケ〜その1
世の中には、様々な「乾燥食品」がある。 「乾燥食品」などと書くと、ちょっと身構えてしまうが、 早い話、乾物といわれる品々のことである。 様々な食品が天日、あるいは機械で乾燥されている。 肉を乾燥させた …
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ヨモギ
「草餅」というものがある。 緑色をした餅の中に、アンコの入った和菓子である。 「緑」といっても、鮮やかな「それ」ではなく、 どこか灰色じみた、くすんだ緑色である。 この草餅の表面をよく観察してみると、 …
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綾部山梅林
日本には、全国各地に「梅」の名所がある。 全国的に有名な所を挙げれば、 茨城県水戸市の「偕楽園」、 大阪府大阪市の「大阪城公園」、 東京都世田谷区の「羽根木公園」、 三重県いなべ市の「いなべ市梅林公園 …
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ニラ
前回、「水仙」について書いた中で、 うちの庭に「ニラ」も自生していることを書いた。 この2つが共に生えているというのは、 一般的には「かなり危険なこと」と、 思われるかもしれない。 ニラと水仙は、その …