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仮面ライダーアマゾン 第23話 感想

更新日:

By: iwaryo

第23話「にせライダー対アマゾンライダー!!」

冒頭、どこかに仕掛けられた爆弾。
やがて時間がやって来て大爆発を起こし、島が1つ吹き飛んでしまう。

ガランダー帝国のアジト。
先の大爆発は、ガランダー帝国の仕掛けた
「ヘリウム爆弾」によるものであり、
日本でこれを使用する前の、実験であったことが明らかになる。
この「ヘリウム爆弾」が日本で使用された場合、
実に日本の3分の1が焼け野原になってしまう。
そこにガランダー帝国を打ち立てよう、という作戦らしい。
ただ、肝心の「ヘリウム爆弾」は2発しか用意されておらず、
実験のために1発使用したため、後1発しか残っていないらしい。
それなら実験も日本でやったら、一石二鳥なのでは?と思うのだが。

マサヒコ宅。
TVにて臨時ニュースが流れる。
八丈島の南方の海上で「ヘリウム爆弾」と思われる爆発があり、
付近を航行していた船舶に被害が出たという。
さらにこの爆発に関しては、世界中の国が関与を否定しており、
この大爆発が誰の手によるものかが、ハッキリしていないらしい。
もちろん、これはガランダー帝国による
「ヘリウム爆弾」の実験だったわけだが、
このニュースを聞いたりつ子は、あわてて寝ているマサヒコを起こしにいく。
だが、いくら呼んでもマサヒコは起きない。
りつ子がマサヒコの布団をめくると、
そこに眠っていたのはマサヒコではなく、巨大なサンショウウオだった。
やがてその巨大なサンショウウオは、
マサヒコたちの見ている前でサンショウウオ獣人に姿を変える。
マサヒコたちはあわてて家の外に逃げ出すが、
今度はそこに黒ジューシャたちが現れる。
まさに大ピンチ、というときに突然車に乗った藤兵衛が現れ、
マサヒコたちを車に乗せて逃げ出す。

車で逃げるマサヒコたち。
しかし、りつ子がふと後ろを振り返ると、
そこにサンショウウオ獣人の姿が。
悲鳴を上げるりつ子。
藤兵衛はあわてて車を停めて辺りを調べてみるが、
そこには何もいない。
だが、不思議がっている所にガランダー帝国のトラックがやって来て、
一行は再び大ピンチに。
そこに現れるアマゾン。
アマゾンはあっという間に、黒ジューシャたちを叩きのめしてしまう。
一同はアマゾンの案内によって、
マサヒコたちを安全な場所へ連れて行くべく出発する。

走る車の中。
だが、どうもアマゾンの様子がおかしい。
それもそのはず、そのアマゾンはサンショウウオ獣人の変身した
ニセモノだったのだ。
サンショウウオ獣人は正体を現し、車の中から藤兵衛を押し出し、
そのままマサヒコとりつ子を攫っていってしまう。

途方に暮れて、とぼとぼと歩く藤兵衛。
そこにジャングラーに乗ったアマゾンがやってくる。
先ほどアマゾンのニセモノに騙された藤兵衛は、
このアマゾンもニセモノと決めてかかるが、
逆に「そのニセモノにも「ギギの腕輪」があったか?」
と聞かれ、このアマゾンが本物であると確信を持つ。
アマゾンは「ヘリウム爆弾」の爆発はガランダー帝国によるものと考え、
そのアジトを探していたのだった。
藤兵衛によってマサヒコとりつ子が攫われたことを聞いたアマゾンは、
2人を救出すべく、ジャングラーで走り去っていく。

アマゾンは2人が連れ去られた車を発見するが、
いきなりその車が大爆発。
生き埋めになってしまったアマゾンだったが、
何とか地面の下から脱出する。
アマゾンが付近の川を探索していると、
何やら怪しげなものを踏みつけてしまう。
よく見るとそれはサンショウウオ。
サンショウウオはたちまちサンショウウオ獣人に姿を変えて、
襲いかかってくる。

サンショウウオ獣人はなかなかに強く、
変身していないアマゾンでは歯が立たない。
さればと変身しようとするアマゾンであったが、
サンショウウオ獣人は人質に取ったマサヒコとりつ子を盾に
アマゾンに変身することを禁じてしまう。
変身できぬまま苦戦するアマゾン。
だが、そこに駆けつけた藤兵衛が
人質を抑えている黒ジューシャを倒し、2人を解放する。
アマゾンと3人は合流し、逃げ出そうとするが
その前にサンショウウオ獣人が現れ、
マサヒコとりつ子に自分の毒をうつしたと話す。
その言葉通り、2人の姿は段々とサンショウウオのような姿に変わっていく。
怒りに燃えるアマゾンは、アマゾンライダーに変身。
サンショウウオ獣人との戦いを開始する。

襲いかかってくるアマゾンに対し、
サンショウウオ獣人は得意の変身能力でアマゾンライダーに変身。
かくしてアマゾンライダー対アマゾンライダーの対決が始まる。
戦いはほぼ互角かに思われたが、次第に本物の方が押し始め、
やがてサンショウウオ獣人は変身を維持できなくなり、正体を現す。
アマゾンはすかさず大切断で獣人の腕と尻尾を切り飛ばすが、
高い再生の力を持つサンショウウオ獣人は、すぐに腕を再生させる。
だがアマゾンが再度、腕と尻尾を切り飛ばすと
サンショウウオ獣人はのたうち回って苦しみ、やがて姿を消してしまう。

ガランダー帝国のアジト。
アマゾンにやられたサンショウウオ獣人が這々の体で戻ってくる。
ゼロ大帝が敗れたサンショウウオ獣人を処刑すると、
サンショウウオ獣人の毒に侵されていたマサヒコとりつ子は元の姿に。

一方のアマゾン。
倒したサンショウウオ獣人の血の跡を辿り、
ついにガランダー帝国のアジトにやってきた。
だがアマゾンはゼロ大帝の罠にかかり、
落とし穴に落とされてしまったところで、次回に続く。

「仮面ライダーアマゾン」最終2部作。
今回登場したサンショウウオ獣人が、実質的に最後の獣人となる。
しかしその最後の獣人もアマゾンに倒されるのではなく、
ゼロ大帝によって処刑されてしまう辺り、
なんとなく、ゲドンの姿と重なって見えたのは自分だけだろうか?

ガランダー帝国は「ヘリウム爆弾」によって
日本の3分の1を焼け野原にし、そこに自らの帝国を築くつもりなのだが、
もはやガランダー帝国には獣人もいない状態で、
どうやって帝国を築くというのだろうか。
そこら辺の謎を残しつつも、ストーリーは最終回へと続く。

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