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失敗ご飯のリカバリー〜その2

更新日:

「混ぜご飯」専門だった自分が、初めて挑戦した「炊き込みご飯」。
お手軽なレトルトを使ったものの、どういうわけか見事に失敗し、
3号の「炊き込みご飯」は、生米のごとく固い部分あり、
逆に水分が多すぎてベシャベシャの部分ありという、
非常に混沌とした仕上がりになってしまった。

さすがにこれをそのまま食べるのは、
好き嫌いのない自分といえどもキツい。
どうにかして、この失敗作を食べられるレベルにまで、
リカバリーしなくてはならない。

とはいえ、日頃、電気炊飯器を使っている自分が、
ここまで強烈な失敗をしたのは初めてである。
普通、失敗するのであれば、全体が等しくベシャッとするか、
同じように全体が等しく芯が残っている状態になるはずである。
今回の失敗では、これらの2つの状態が入り混じっている。
ベシャッとなるのであれば、水が多かったのだろうし、
芯が残るというのであれば、水が少なかったのだろうが、
今回、この両方の状態になったということは、
一体、原因は何なのだろうか?
リカバリー方法には関係ないことなのだが、
今回の失敗の原因については、ちゃんと考えてみなければなるまい。

一応、最初に断っておくと、今から書くことは自分の想像である。
まず、今回の失敗を振り返る上で重要なのは、
1つの釜の中で、水気の多いグシャッとした部分と、
逆に水気の足りない固い部分が混在している、という点である。
つまり、釜の中が均一な状態に仕上がっていないのである。
水分量などに関しては、かなり注意してこれを量ったので、
多分、間違っていたということはないだろう。
だとすれば、本来、釜の中を自由に対流して、
均一に炊きあがるはずのものが、そうならなかったということである。
その原因は一体何か?
ここで注目したいのが、自分が使った電気炊飯器が3号炊きであり、
同じく、自分が使用した「炊き込みご飯の素」も、
同じく3号用であったということである。
本来であれば、3号炊きの炊飯器に3号の炊き込みご飯だと、
何の問題も無い様に思える。
しかし、ひょっとすると、我が家の電気炊飯器のキャパシティは
白飯のみの炊飯で3号が限界で、それ以上は
容量オーバーということだったではないのだろうか?
何せ、すでに電気炊飯器の取扱説明書は無くなってしまっていて、
その辺りのことを調べることは不可能である。
ひょっとしたら、取扱説明書にはご飯に何かを混ぜて炊く場合、
3号ではやらないでくださいと書いてあったのかも知れない。
限界以上の材料を釜の中にいれてしまったために、
本来起こるはずの対流が阻害され、コメの火の通り方に
バラツキが生まれたのではないか?
一応、同じ条件でもう一度「炊き込みご飯」を作れば、
自分の説が正しいのかどうかは証明できるのだが、
さすがに自説の証明のためだけに、
3号の失敗作を作り出すのは御免である。
いずれにしても、今回の失敗を踏まえるのであれば、
次回からは、2号用の「炊き込みご飯の素」を購入してくるか、
半分ずつ2回に分けて炊き上げるかである。

さて、ひととおり失敗の原因を探った所で、
次は失敗した炊き込みご飯のリカバリーである。
なんとかしてこれを、ちゃんと食べれる状態にまで
持っていかなければならない。

改めて、この失敗炊き込みご飯を口にしてみた所、
とりあえず、一番の問題はほとんど火の通っていない(と思われる)
固い部分である。
ベシャッとした柔らかい部分はあるものの、
そこはまだなんとかガマンして食べることが出来る。
しかし、さすがに固いのはダメだ。
この芯の残ったご飯のリカバリー方法として、どういうものがあるのか、
早速、インターネットで調べてみた。
その結果、自分でも出来そうな方法として見つかったのが
以下の3つである。

・水を加えて炊き直す
・電子レンジで加熱する
・雑炊に作り直す

一応、「炊き込みご飯」としての再生を目指しているので、
「雑炊に作り直す」という方法は今回、取らないことにする。
そうなると、試してみる方法としては2つ。
「水を加えて炊き直す」と「電子レンジで加熱する」である。

この2つの方法のうち、簡単なのは「電子レンジ」を使う方だ。
試しに、固い部分を含む炊き込みご飯を茶碗に入れてラップをし、
電子レンジで加熱してみた。
どれくらいの時間、加熱したらいいのか分からないのでとりあえず5分。
5分経って電子レンジから取り出し、ラップを剥がして
ひとくち口に運んでみる。
面白いことに、生米のように固かった部分が無くなっている。
もちろん、他の部分に比べれば固さはあるのだが、
その固さは生米のようなそれではなく、「おこわ」に近い。
もう1つ、ベシャッとした部分も茶碗の中に入っていたのだが、
その部分が心無しか乾いているようにも感じる。
ひょっとすると、ラップをかけて電子レンジにかけることで
中の水分が均等に行き渡ったのだろうか?
素晴らしい出来上がりとはいかないものの、あの失敗作に比べると
充分以上に「食べられる」味に変わっているといっていい。
これも推測になるのだが、電子レンジは食材中に含まれている
水の分子を振動させて加熱させる機械だ。
調理法としては「蒸す」方法に近い。
生米の様に固かった部分が、「おこわ」の様に感じられたのは、
電子レンジの中で固い部分が蒸されることによって、
そこだけ「おこわ」状態になっていたからではないだろうか?
とりあえず、電子レンジを使うリカバリー方法では、
思っていた以上の成果を上げることが出来た。

問題は、もう1つの方法だ。
固い部分をもう一度釜の中に戻し、足りないと思われる水を加えて
もう一度炊き直す。
こちらの方法では、1つ水加減を間違えると、
全体がグシャグシャになってしまう。
しかしまあ、最悪そうなったらそうなったで開き直り、
ダシ汁をさらに加えて雑炊にしてみてもいいかと、試してみることにした。
釜の中に、半分ほどの炊き込みご飯を戻し、
コップに半分ほどの水を加えて良くかき混ぜる。
そしてそのまま「炊飯」のスイッチを入れた。
しばらく待っていると、ほどなく、
残り10分ほどで炊きあがるという表示が出た。
普通にご飯を炊く場合に比べて、随分早い。
まあ、炊きあがりにバラツキがあるとはいえ、
一度火を通しているのだから、炊きあがりが早くてもおかしくはない。
炊飯ランプが保温ランプに切り替わった所で、
早速、炊飯器のフタを開けて、リカバリーできているか確かめてみる。
面白いことに、しっかりと固い部分は無くなっている。
しかしベシャッとしていた部分については、それほど変わっていない。
ただ、固い部分は普通に柔らかく変化しており、
電子レンジのときの様な、「おこわ」然とした仕上がりとは違っている。
こちらも実際に食べてみたが、時折ベシャッとした部分がある以外は、
全く普通の炊き込みご飯と変わる所はなかった。

手酷い失敗から始まった、今回のリカバリー。
どちらの方法も上手くいくか分からなかったのだが、
幸いにしてどちらの方法も上手くいき、
散々な失敗作を、大幅にリカバリーすることに成功した。
これでもう、失敗は怖くないという気持ちもあるのだが、
やはり次回は失敗せず、キッチリと成功した「炊き込みご飯」を
食べたいものである。

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