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死体の保存方法
以前、野見宿禰と龍野の地名由来について、 何度か触れたことがある。 大和(奈良)から出雲(島根)へ向かう途中、 龍野の地で病に倒れ、そのまま死んでしまう話だ。 これを悲しんだ出雲の人々が龍野へやってき …
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歴史上の人物の「好物」
自分は昔、強烈に食べ物の好き嫌いがあった。 お好み焼きが嫌いで、 うどんが嫌いで、 ラーメンが嫌いで、 すき焼きが嫌いで、 給食のカレーは大嫌いだった。 スイカが嫌いで、 イチゴも嫌いで、 餅が嫌いで …
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笑え!こっくりさん!
自分が小学生だったころ、 夏休みになると、ちょうど正午くらいから、 TVで「あなたの知らない世界」というのをやっていた。 これは一般視聴者から寄せられた 「心霊体験談」をもとに、再現VTRを作成し、 …
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お好みの食パンはナンですか?
前に「ガス器具展示会」の中で書いた、 食パンがうちに届いた。 全く興味のなかった「ガス器具展示会」に、 自分の足を運ばせた、功労者ともいえるパンである。 聞いた所では、きちんとしたパン屋に依頼して、 …
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ホルモン焼うどんを考察する。
前回、「ホルモン」について書いた。 鳥獣肉の内臓「ホルモン」は、戦中・戦後の物資不足の際、 一般層へと浸透していった。 したがって、現在残っている「ホルモン」を使った料理のほとんどが、 この第2次世界 …
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内臓料理はなぜホルモンなのか。
「ホルモン」という言葉には、2つの意味がある。 ひとつは内分泌腺から分泌され、血液とともに体内を巡り、 身体の各部分の働きを盛んにする物質だ。 甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、男性ホルモン、女性ホル …
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特定外来生物、沼狸、海狸鼠、洋溝鼠、舶来溝鼠、ヌートリア
自転車を走らせていたら、道沿いの池に「毛皮」が浮いていた。 一瞬、何が浮かんでいるのかよくわからず、ギョッとなったが、 よく見てみると、どうも小型の生物が、池の中に浮かんでいるようだ。 濃いブラウンの …
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日本童謡祭り
たつの市は、「童謡の里」というのをウリにしている。 すべては童謡「赤とんぼ」を作詞した三木露風が、 旧龍野市出身であったことが、始まりである。 このことから、旧龍野市において、童謡「赤とんぼ」は、 独 …
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セイタカアワダチソウとススキの戦い。
田んぼの畦を覆いつくしていたヒガンバナが、ほぼ無くなってしまった。 これは季節のことなので、どうということもないのだが、 それと入れ替わるようにして、目立つようになってきたのが、 セイタカアワダチソウ …
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野分と言われていた、台風一過
2014/10/16 -歴史
2週続けての台風となった。 しかも、台風18号、台風19号ともに、 週末を狙うようにしてやってきた。 これには、各地の行楽地も大弱りだろう。 先にやってきた、台風18号のダメージが回復していない地域も …
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消えたアイを追う~その4 龍野と阿波を分けたもの。
さて、ここまで3回にわたって、 龍野と藍、龍野と阿波の関係について調べてきた。 その結果、わかったことは、 ・蜂須賀氏が、龍野から阿波に国替えになる際に、 藩内の藍職人たちを、全て連れていってしまっ …
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消えたアイを追う~その3 藍玉と藍の行方
前回、前々回と、龍野と藍の関係について調べてきた。 しかし、現在の所、これを裏付けるような証拠は、見つかっていない。 今回は、藍の加工の工程を見ながら、その辺りを探ってみたい。 藍の葉を傷つけてみると …
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消えたアイを追う~その2 藍と台風と川
前回、龍野と藍、阿波と龍野について、 地名などから、その繋がりを模索してみた。 その結果、残念ながら播州龍野にも阿波徳島にも、 お互いの繋がりを示す地名は、見つけられなかった。 今回は、「藍」そのもの …
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消えたアイを追う~その1 龍野と阿波と蜂須賀氏
「消えたアイを追う」などと書くと、自分を知っている人間は、 あいつ、ついにおかしくなったか、などと思われるかもしれない。 それほどポエミィなタイトルだ。 安心してほしい。 おかしくなってなどいない。 …
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漢字で書く国名は日本語ではない。
2014/10/08 -歴史
日本を漢字で書くと「日本」である。 当たり前すぎて、バカにされそうだ。 通常、日本において、漢字で書き表される国は、4つだけだ。 「日本」、「中国」、「韓国」、「北朝鮮」。 この4つ以外は、カタカナで …
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日本を代表する果物「柿」
いかにも「日本」らしい果物といえば何か?ということを考えてみる。 リンゴ。 ミカン。 ブドウ。 イチゴ。 バナナ。 メロン。 現在、スーパーなどで日常的に販売されている果物はこんなところだが、 どれも …
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かかしと祭り
2014/10/06 -歴史
自転車で田舎道を走っていると、畑に「かかし」がたっていた。 随分と久しぶりに見る「かかし」であった。 白い布に詰め物をした顔。 かぶらされている、麦わら帽子。 左右に大きく開かれた手と、その先に引っか …
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炊飯の歴史
日本人は、主食としてコメを食べる。 どういう風に食べるかといえば、炊いて食べる。 これは日本全国、例外なく同じ食べ方である。 いつからコメを炊いて食べていたのか? そんなもの、コメを食べ始めてからに決 …
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栗饅頭にクリは使われているか。
今年は、裏の畑の、栗の実成がいいようだ。 まるまると大きなイガを、一杯につけている。 充分に育ったイガが、たくさん木の下に落ちている。 それとは裏腹に、山に自生している栗の実成は悪い。 昨年はたっぷり …
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箸の立つ粕汁。
うちの「粕汁」は、箸が立った。 唐突に何を言っているんだ、と思われるかもしれないが、 本当に我が家で作る「粕汁」は、箸が立ったのである。 それはあれでしょ? 具沢山で、その間に箸を突き立てるから、箸が …