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意外と身近で意外と消費されない月桂樹
うちの庭には、何本か木が生えている。 半分くらいが、冬になると葉を落とす落葉樹、 もう半分は、1年中葉をつけている常緑樹である。 普通に考えると、落葉樹を植えているより、 常緑樹を植えている方が、庭の …
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特定外来生物、沼狸、海狸鼠、洋溝鼠、舶来溝鼠、ヌートリア
自転車を走らせていたら、道沿いの池に「毛皮」が浮いていた。 一瞬、何が浮かんでいるのかよくわからず、ギョッとなったが、 よく見てみると、どうも小型の生物が、池の中に浮かんでいるようだ。 濃いブラウンの …
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サンマと文学と男と女
サンマには文学の影がつきまとう。 マンガ「美味しんぼ」では、 サンマの話で佐藤春夫の詩が紹介されていたし、 東海林さだおのエッセイでも、 サンマと佐藤春夫の詩が紹介されている。 ここで紹介されている詩 …
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日本童謡祭り
たつの市は、「童謡の里」というのをウリにしている。 すべては童謡「赤とんぼ」を作詞した三木露風が、 旧龍野市出身であったことが、始まりである。 このことから、旧龍野市において、童謡「赤とんぼ」は、 独 …
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セイタカアワダチソウとススキの戦い。
田んぼの畦を覆いつくしていたヒガンバナが、ほぼ無くなってしまった。 これは季節のことなので、どうということもないのだが、 それと入れ替わるようにして、目立つようになってきたのが、 セイタカアワダチソウ …
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長期連載と物語の中の時間
週刊誌や月刊誌に連載されているマンガには、 時に、信じられないほどの長期にわたって連載されているものがある。 たとえば、こち亀として知られる「こちら葛飾区亀有公園前派出所」などは、 1976年から週刊 …
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奉納相撲
2014/10/02 -雑感、考察
自分の住んでいるたつの市は、相撲と縁がある。 別段、市をあげて相撲を奨励しているワケでもなく、 たつの市から名横綱が出た、というようなこともない。 普段は相撲の「す」の字もないような町である。 そんな …
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炊飯の歴史
日本人は、主食としてコメを食べる。 どういう風に食べるかといえば、炊いて食べる。 これは日本全国、例外なく同じ食べ方である。 いつからコメを炊いて食べていたのか? そんなもの、コメを食べ始めてからに決 …
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化学調味料は悪なのか。
最近、というよりは随分前から、「化学調味料」が悪役である。 某有名料理マンガなどでは、散々にこき下ろされている。 世の中のグルメたちも、こぞってこれに賛同し、 天然自然、無化学調味料を標榜する風潮であ …
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右と左、その言葉の意味。
2014/09/22 -雑感、考察
世の中には、いろいろな右と左がある。 道路には右折左折があるし、 腕には右腕と左腕がある。 古くは役職にも右大臣と左大臣があった。 変わった所では、政治の世界にも右と左がある。 右派・左派などともいわ …
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大和
2014/02/25 -雑感、考察
46、という数字を聞いて何を連想するだろうか? 47ならば、赤穂浪士ということになるが、46はパッと思い浮かばない。 ところがこれに「cm」という単位をつけると、 ごく何人かの人間は、あれかな?とある …
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能楽 ~その2~
2014/02/23 -雑感、考察
前回、能楽について書いた。 だが前回の記事では、能楽の何より重要な点についてわざと書かずにおいた。 ひょっとしたら前回の記事を読んだ人の中には、 不思議に思った人もいたかもしれない。 そう、今回は前回 …
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能楽 ~その1~
2014/02/22 -雑感、考察
よく雑誌やウェブで、「女性受けの良い、男の趣味」などいうアンケートを やっていることがある。 自分は山の記事を結構書いていることからもわかるように、登山が趣味である。 が、大方の場合、登山というのは女 …