雑学、雑感、切れ味鋭く、思いのままに。

Falx blog 2

イベント 時事 雑感、考察

たつの市ダブル選挙

更新日:

ちまたでは、今月の22日に行われる「衆議院選挙」で沸いている。

ちなみに、この「ちまた」というのは、
主にTVやラジオなどの中のことで、実際、普通に生活している
我々の身の回りでは、それほど「衆議院選挙」が話題に上ることはない。
まあ、国民がいかに政治に興味を失っているか、
政治に希望を持っていないかを、
如実に表していると言ってもいいだろう。

さて、首相が国会の解散を宣言し、
急遽として、この10月に行なわれることになった「衆議院選挙」だが、
実は、我がたつの市では、この10月に1つの選挙が予定されていた。
任期満了により行なわれる、「たつの市市長選挙」である。
当初、この「市長選挙」は
10月15日に行なわれる予定であったのだが、
ちょうど、それにわずかに遅れるようにして
「衆議院選挙」が決まったため、
「市長選挙」と「衆議院選挙」が、15日・22日と
続けて行なわれることになってしまうことになり、
急遽、「市長選挙」の日程を1週間後ろにずらし、
10月22日に、「衆議院選挙」とのダブル選挙ということになった。
(ネットで過去のニュースを調べてみると、
 「たつの市市長選挙」が10月15日に行なわれるというニュースが
 まだ残っている)
まあ、2週続けて選挙に行け、ということになると、
有権者の負担にもなるし、投票率の低下も招くだろう。
そう考えれば日程の近い、この2つの選挙をまとめてしまおうという
考えも納得がいく。
まあ、選挙期間中は、「衆議院選挙」の立候補者と
「市長選挙」の立候補者が同時に選挙活動を行うことになるので、
ひょっとしたら、いつもの選挙以上に
「うるさい」ことになるかもしれない。
まあ、それが長く続くよりは、マシではあるが……。

さて、たつの市の「市長選挙」の方はともかく、
今回の「衆議院選挙」は、かなり荒れた情勢になっている。
その原因が、小池東京都知事が立ち上げた政党「希望の党」だ。
この「希望の党」を中心として、各野党が分裂・同盟を繰り返し、
実にドロドロとした状況になっている。

一方の与党側は、大きく動いている野党再編の動きに
警戒感は持っているものの、それほど大きな動きもなく、
安定している。
選挙前には、閣僚や議員の不祥事が相次ぎ、
散々、野党やマスコミから叩かれはしていたものの、
森友・加計の問題では、決定的な証拠を
野党側が用意できなかったため、
致命的なダメージを受けずに済んだ。
それでも、度重なる閣僚・議員の不祥事については事実なので、
与党のイメージは落ちており、そのまま選挙ということになっていれば、
政権交替はないにせよ、大きく議席を減らした可能性もある。
それが、この野党によるドロドロの再編劇で、
キレイに吹っ飛んでしまった。
TVのニュースを見ても、やっているのは野党のドロドロだけで、
解散前に散々起こった閣僚・議員の不祥事については
全く触れられることがない。
全く無かったことのように扱われている。
これは与党側にとっては、嬉しい展開だろう。
ドロドロの野党を尻目に、まとまった組織力と
それまでの政治力をアピールすれば、それだけで「イイ」イメージを
国民に与えることが出来る。

それに比べて、野党のドロドロぶりはどうだろう。
民進党が事実上解散し、希望の党への合流を画策。
しかし希望の党も、その政治方針によって
加入させる議員を厳しく選別。
関係者やマスコミからは「踏み絵」と揶揄される始末である。
本来、他の党から移って来る者に、その政治方針を確認して
一緒にやっていけるかどうかを確認するのは当然なのだが、
「踏み絵」「排除」などという言葉を使われたために、
イメージは酷く悪いものになってしまった。
また、この民進党の、選挙しか考えてないようなやり方に対し、
他の野党も様々に反応。
ついには、希望の党の選別にあぶれた民進党議員によって、
新しく立憲民主党が立ち上げられるという有様だ。
与党側の安定ぶりに比べて、なんという激動ぶりだろう。

この激動の中心にいるのが、小池東京都知事率いる希望の党だ。
彼女が東京都知事に就任し、自民党が多数を占める都議会と対立、
次の都議会選挙では、自らの政党「都民ファーストの会」で圧勝し、
東京都議会をほぼ手中に収めた。
そこからたいして間も置かずに、今回の国政への参戦である。
またまた自らの政党・希望の党を立ち上げ、国政選挙に打って出た。
まあ、東京都民からしてみれば、せめて都知事をやっている間は
国政には手を出さず、都政に集中してほしいと思っているだろう。
ある程度、都政での実績を残してからの国政復帰であれば、
都民もそうやかましいことはいわないだろうが、
いかんせん、今回の動きは早すぎた。
希望の党の設立、民進党との合流、さらに政権交替を目指す宣言に
民進党議員への「踏み絵」と、めまぐるしく動き回り、
その中心にいるのが彼女なのである。
よく「劇場型」の政治、などといわれるが、
その主演をつとめているといっていい。
まさに疾風のような動きである。

一気呵成に勝負をかける彼女のやり方は、確かに見る者を圧倒するが、
自分はそこに、彼女が自らの政党をどう見ているのか?という点が
透けて見えていると思う。
彼女には、東京都議会という盤石の地盤がある。
本来であれば、その地盤をしっかりと治め、
来たる東京オリンピックや、揉めている築地市場移転問題などで
実績を積んだ後に、それをアピールしつつ
国政へ手を伸ばすのがベストなはずだ。
それをしなかった、ということは、
ひょっとしたら彼女は自ら立ち上げた政党に、
もう見切りを付けているのではないだろうか?
長い目で見た場合、彼女の立ち上げた政党は尻すぼみになると
踏んでいるのだろう。
で、あれば時間をかけて実績を残し国政へ、というシナリオは、
画餅と化してしまうことになる。
だとすれば、国政に打って出るのは、早ければ早いほどいい。
それが自らの政党の力を、最大限発揮できるタイミングなのだから。

この見方が正しいのであれば、彼女の判断はハッキリと正しい。
自軍がもっとも力を発揮できるタイミングで勝負を仕掛けるのだから、
指揮官としては、極めて有能というしかない。
……。
もちろん、勝負の結果云々は置いておいての話であるが。

いずれにせよ、小池東京都知事と希望の党という新勢力のせいで、
今回の「衆議院選挙」はグッと面白さを増した。
はたしてこの「劇場」は、どのようなストーリーを描き、
どんな結末を迎えるのか?

願わくば、国民にとってハッピーエンドとなるよう、祈るばかりである。

Related Articles:

にほんブログ村 その他生活ブログ 雑学・豆知識へ
にほんブログ村

スポンサーリンク
スポンサーリンク

-イベント, 時事, 雑感、考察

Copyright© Falx blog 2 , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.