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ウルトラマンR/B感想 23話・24話

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残る所、後3話となった「ウルトラマンR/B」。
地球のみならず、宇宙にとっても厄介な存在である存在・ルーゴサイトが
いよいよ地球へと到達し、ストーリーはクライマックスを迎える。
今回は23話、24話について書いていく。

第23話「滅びのクリスタル」

前回、無事にカミソリデマーガを撃退したカツミとイサミ。
しかし、戦闘終了後、突然現れた母・ミオの当て身をくらい、
2人は変身アイテムであるルーブジャイロを取り上げられてしまう。
二十歳前後の息子たちをパンチ一発でKOしてしまうミオが強いのか、
あるいは息子たちが情けないのか?
ここまで、愛染マコトや美剣サキに
散々「ウルトラマン失格」を告げられていたことを考えると
ひょっとすると後者かも知れない。

空に浮かぶガス状生命体・ルーゴサイト。
ミオは、カツミ・イサミ・サキのジャイロを使って、
何やら怪しげな機械を組み上げる。
ミオが機械を作動させると、機械から三色の光線が
ルーゴサイトに向かって伸びる。
その光を浴びたルーゴサイトは、なんとクリスタルに変化して落ちてきた。
それを手に取ったミオは、駆けつけてきたカツミ・イサミと共に、
かつて自分が閉じ込められていた「次元の裂け目」へと向かう。
どうやらミオはルーゴサイトをクリスタルに変換して、
そのまま次元の裂け目の向こうへ捨ててしまおうとしているらしい。
ジャイロを使い「次元の裂け目」を開いた3人は、
その中にルーゴサイトのクリスタルを捨てようとするが、
その寸前、現れたサキによってジャイロを奪われ、
ミオの作戦は失敗に終わってしまう。

サキは、仮に「次元の裂け目」にルーゴサイトを捨てたとしても、
ルーゴサイトはそこで再び暴れ回るだけで、何の解決にもならないと主張。
あくまでもここで、地球と一緒にルーゴサイトを爆破すると言い張る。
カツミとイサミは逃げ出したサキを追おうとするが、
そんな2人にミオは、「次元の裂け目」の中で見た2人の運命について語る。
すなわち、2人がルーゴサイトに敗北してしまう運命を。
どうやら「次元の裂け目」の中で見ることが出来た「外の出来事」の中には
未来の出来事も含まれていたらしい。
だが2人は、あくまでも2人がやられたのは「ルーゴサイトに」であって、
「美剣サキに」ではないことを主張し、ジャイロを手にサキを追う。

一方、ジャイロを奪ったサキは、2人の妹・アサヒに会う。
サキはアサヒに最後の別れと、兄たちと一緒に地球を離れるように告げ、
姿を消す。
カツミとイサミはさらにサキを追いかけ、考えを改めるように説得するが、
頑に考えを変えないサキは、ついにジャイロを使い
怪獣・グルジオレギーナへと変身する。
2人もサキを止めるためウルトラマンへと変身し、両者の最後の戦いが始まる。

2人はグルジオレギーナに対して連携攻撃を仕掛けるが、
全く効いている様子が見られない。
グルジオレギーナは2人の攻撃を無視して先に進もうとするが、
2人は合体し、ウルトラマンルーブになってその前に立ちはだかる。
だがグルジオレギーナにはルーブの攻撃さえ通用せず、
逆にグルジオレギーナの光線を受けたルーブは敗北し、人間の姿に戻ってしまう。
ついに、2人の最強形態であるウルトラマンルーブでさえ、
破れるときが来てしまったのだ。
だがその直後、グルジオレギーナにも異変が発生する。
突如として変身が解け、ジャイロが勝手に起動。
ルーゴサイトのクリスタルがセットされたジャイロは作動し、
ルーゴサイトが実体を持った怪獣として、現れたのである。

ルーゴサイトを「倒す」ことに頑にこだわるサキ。
だが、唯一の友人であるアサヒには、兄たちと一緒に地球を離れろと
結構、優しいことを言う。
よくよくこのシリーズを思い返してみれば、
サキはアサヒに対してだけは、ずっと甘々な対応であった。
口では結構エゲツナイことを言いながらも、
アサヒに対してだけは大甘な所が、彼女の魅力の1つだろうか。

第24話「私はハッピー」

ついに実体化を果たしたルーゴサイト。
それはどこか禍々しく、感情というものを一切感じさせない怪獣であった。
ルーゴサイトは光線を発射しながら暴れ始める。
逃げ惑う人々の中、美剣サキは昔年の恨みを持ってルーゴサイトを見上げる。

グルジオレギーナに敗れ去ったカツミとイサミ。
気を失い、倒れている2人の元へ、父・ウシオと妹・アサヒが駆けつけてくる。
気を失ったままの2人を回収し、転がっているジャイロを発見したウシオ。
彼は妻・ミオからの言葉を思い出し、
息子たちをウルトラマンに変身させないために、ジャイロを隠してしまう。

一方、ルーゴサイトをクリスタル化し、
「次元の裂け目」へ捨ててしまうという作戦に失敗したミオは、
新たな打開策を見つけるべく、アイゼンテック社において
愛染マコトの残した様々な計画について調べ上げていた。
そしてそこで見つけた、謎の「AZ計画」。

サキはジャイロを使い、怪獣・グルジオレギーナに変身。
これは前回、ウルトラマンルーブすら撃退した最強の形態だったが、
そのグルジオレギーナの攻撃に対して、全く動じる様子のないルーゴサイト。
一方、目を覚ましたカツミとイサミは、町で暴れる2匹の怪獣を見て
すぐさまウルトラマンに変身しようとするが、
変身アイテムであるジャイロが見つからない。
慌てる2人に対し、自らがジャイロを隠したことを告げるウシオ。
次の瞬間、車のモニターに映し出される母・ミオのメッセージ。
母のメッセージにより、その場での待機を言い渡されたカツミとイサミ。
しかし2人は、ウシオに対して
「湊家だけが助かれば良いのか?
 『クワトロM』へやってきていた町の人たちもまた、
 守らなければならない家族ではないのか?」
と問いかける。
そうこうしているうちに、町に「光の道・レイライン」が走り始める。
サキはこの力を自分自身の体に集中させて、これを爆破し、
地球もろともルーゴサイトを倒そうとしているのだ。
いよいよサキの死が迫る中、アサヒはサキの元へと駆け出すが、
カツミとイサミはそれを押しとどめ、改めてウシオを説得する。
2人の説得によってウシオは、家族を車に乗せ、
事態の中心となっているアイゼンテック社へと向かう。

グルジオレギーナは、ルーゴサイトと戦いながら、
ルーゴサイトをレイラインの集中する場所へと誘導していく。
一方、アイゼンテック社に向かっていたウシオたちの車には、
グルジオレギーナとルーゴサイトの戦いによって吹き飛ばされた瓦礫が。
間一髪、瓦礫との衝突を避けることには成功したが、
車ら飛び出したアサヒをかばい、ウシオはケガを負ってしまう。

そのころ、アイゼンテック社内では
ついにミオがAZ計画のパスワードを突破し、
愛染マコト残したAZ計画の全貌を目にしていた。
「AZ計画」とは、陽子ビームを高速で衝突させることによって
ディメンジョンホール、つまり時空の穴をあける計画で、
その計画に必要な大型ハドロン衝突型加速器は完成しているらしい。
何故、愛染マコトがこのような装置を作っていたのかは全くの謎だが、
ミオの推測によれば彼は
「ウルトラマンになって、異次元に飛び出すつもりだった」
とのこと。

ケガをしたウシオを車に運んだカツミとイサミ。
ウシオは、尚も現場に向かおうとする2人に隠していたジャイロを渡す。
ウシオは「きっと母さんも許してくれるさ」と笑い、
アサヒは2人の兄たちにサキを救ってくれと願いを託す。

いよいよサキは、手に持った全てのクリスタルの力を取り込み、
自爆を敢行しようとするが、そんなグルジオレギーナに対し、
ビームを発射するルーゴサイト。
ルーゴサイトの放ったビームが直撃する寸前、グルジオレギーナの前に
ウルトラマンロッソとウルトラマンブルが立ちはだかる。
自らを身体を張って守ろうとする2人に、
サキは1300年前の兄たちの姿を重ねあわせる。
何とかルーゴサイトのビームに耐え切った2人だったが、
そんな2人に対し、ルーゴサイトは2発目のビームを発射。
思わずサキは2人の前に飛び出し、ビームに体を貫かれてしまう。

グルジオレギーナの中からはじき出されたサキ。
ひん死の状態のサキにアサヒが駆け寄るが、
最早、サキの命は消え去る寸前だ。
サキはアサヒに自らの本当の名前「グリージョ」を明かし、
自分のジャイロをアサヒに託す。
そして「お前たちに会えて、私はハッピー」と最後の言葉を残し、
彼女は光となって消えた。

全編、コメディ色の強かった「ウルトラマンR/B」だが、
ここにきて軽いノリはほとんどなくなり、シリアスな展開だ。
(コメディ色が完全に無くなったわけではない)
ただ、1つ文句を付けるのであれば、最後の敵であるルーゴサイトと
ウルトラマンとの戦いが、ここまでほとんど行なわれていない。
24話でも、ルーゴサイトとの戦いはグルジオレギーナがほとんどで、
ウルトラマンたちは最後の方で、ちょろっと戦っただけだ。
折角なのだから、もうちょっとウルトラマンとルーゴサイトの戦いを
堪能したい所だが、それは最後までお預けか。

そしてここに来て、兄弟の妹・アサヒの手に3つ目のジャイロが託された。
ひょっとすると次回、ついにアサヒも変身するのだろうか?

それにしても最終回直前に至るまで、最も引っぱった「謎」が
妹・アサヒの正体であるとは……。
次回、半年に渡る物語のフィナーレと、最後の「謎」が明かされる。

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