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防衛費「人殺し費用」発言

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6月末、NHKのTV番組で、
平成28年度予算の防衛費が5兆円を超えたことについて、
「人を殺すための予算でなく、
 人を支えて育てる予算を優先させていくべきだ」
と、日本共産党の政策委員長が発言して、物議をかもした。

番組内では、他の出演者たちが発言の取り消しを勧めたが、
結局、番組内では発言を取り消すことはしなかった。
ただ、この発言を受けて、各所で批判が巻き起こり、
首相も「とんでもない侮辱ではないか」と、怒りを露にした。
そのため、後に彼はこの発言を取り消した。

共産党の発言を良く聞いてみると、結構な頻度で、
「自衛隊」=「人殺し」というようなことを言っている。
「自衛隊」=「違憲」というスタンスも掲げていることから、
共産党の自衛隊嫌いは、徹底している。
共産党からは、「自衛隊」=「人殺し」と決めつけられているが、
実際問題、自衛隊は設立してから現在に至るまで、
誰1人として殺したりはしていない。
これで「人殺し」と罵られるのでは、
さすがに自衛隊員が気の毒である。
さらにいえば、近年でいえば東日本大震災や熊本地震など、
大規模災害が発生した際には、率先して出動し、
これらの災害被災者の救命救護に当たっており、
彼らが命を救った人間というのは、
それこそ数えきれないほどにいる。

実は、「人殺し」ということになると、
当の共産党の方が、それに近い立場にある。
というのも、かつての共産党は
革命を起こすために暴力行為も辞さない、
という過激なスタンスをとっており、
かなりの問題行動を起こして来ているからである。
政治資金を得るために、銀行強盗や詐欺、
恐喝、美人局などを行なったり、
仲間にスパイ容疑をかけ、これにリンチを加えて
殺害したりしている。
暴力団顔負けといっていい。
やっていることだけを見てみれば、政党というよりは、
むしろ犯罪組織といった方が、しっくりくるだろう。
恐ろしいことに、当時の共産党員は、
これらの犯罪的行動について、
「革命のため」という大義名分をつけて、是としていたのである。

現在、「粛清」「総括」などという言葉は、
「殺害する」という意味で使われることの方が多くなっている。
ニュースなどを見ていて、
「北朝鮮の高官が「粛清」された」などというものがあれば、
これは「処刑された」、「殺害された」というのと同義である。
もともと「粛清」「総括」というのは、

粛清……きびしく取り締まって、
    不正なものを追放すること

総括……全体のまとめをすること、
    すべくくること

という意味で使われる言葉であって、
決して命をどうこうする場合に使われるような言葉ではないのである。
これらに「処刑」「殺害」というイメージを持たせるのに、
共産党の影響が大きかったのは、周知の事実だ。
共産党が生み出した過激な左翼集団は、
テロ行為などの犯罪行為の他に、組織内でも抗争を繰り返した。
内部ゲパルト、いわゆる内ゲバである。
「ゲパルト」というのは、ドイツ語で「暴力」という意味なので、
組織内における、いわば仲間内での抗争にさえ、
暴力行為が平然と行なわれていたのである。
その際、「粛清する」と称しては人を殺し、
「総括する」と称しては人を殺していたわけである。
なんという恐ろしい集団であろうか。

もちろん、現在の日本共産党が
そういう行為を行なっているのかはわからない。
ただ、かつて、そういう過激な集団を次々と生み出していた、
ということは、共産党という集まりの中には、
そういう精神的な土壌があった、ということであろう。

自分の周りでも、ある一定以上の年齢の人の中には、
「共産党」と聞くと、眉をしかめる人がいるのは事実だ。
恐らくは、その人たちの頭の中には、
かつて共産党関係者が引き起こした、
数々の犯罪行為、暴力行為が刷り込まれており、
「共産党」と聞くだけで、それらの記憶が蘇って来るのだろう。
ちょうど自分たちの世代の人間が、
「オウム」と聞くと、眉をひそめるのに似ている。
現在の共産党に、それらの行為がないということであっても、
かつての犯罪組織的な団体からの
流れを汲んでいることは、確かなのである。

そういう血なまぐさい来歴を持つ「共産党」の人間が、
人殺しなどしたこともない自衛隊を、「人殺し」と罵る。
実にタチの悪いジョークである。

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