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前倒しの「お盆」

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我が家の「お盆」が終わった。

別に、記事を書く時期を間違っているわけではない。
我が家では「お盆」になると、お坊さんに来ていただき、
仏壇にお経をあげてもらっている。
それが、今日の朝だった、というだけのことである。
しかし、世間一般でいえば、8月5日というのは「お盆」ではない。
「お盆」といえば、8月の13日〜15日を指すのが一般的で、
それからすると、我が家の「お盆」は、世間一般の「それ」より
10日ほど早い、ということになる。

実は、うちがお世話になっているお寺は、
それなりに多くの檀家を抱えているらしく、
8月13日〜15日の3日間で、その全てを回ることが難しいため、
お寺から距離のある檀家には、1週間から2週間ほど前から
土日を利用して「お盆参り」をしているらしい。
(我が家はたつの市、お寺さんは佐用町にある)
何月何日に「お盆参り」に来るか?ということは、
あらかじめお寺さんの方から、手紙で知らせてきてある。
毎回、我が家には、一番最初にやって来ているらしく、
この時期の土曜日の朝一番に、お坊さんがやって来るのが
ここ十数年ほどの定番になっている。
お寺さんの朝一番というのは、なかなかに早いようで、
毎回、午前6時半ごろから8時ごろにかけて、お坊さんがやってくる。
少々時期外れのこのタイミングで、
早朝から大きな声で読経してくれるので、
ひょっとしたら、うちの近所では「ああ、またか」くらいに
思われているかも知れない。

我が家のように、早いタイミングでお坊さんが
「お盆参り」にやって来る家にとって、
仏壇のお供え物というのは、ちょっと頭の痛い問題である。
お坊さんがやって来てくれるわけだから、
一応、仏壇をお盆用に飾り付け、
「お盆」的な体裁を整えなければならない。
盆灯籠などは、サッサと組み立てて、
8月15日まで出しっぱなしにしておけばいいが、
和菓子や果物などは、そういうわけにもいかない。
「落雁」などであれば、それなりに常温で飾っておいても
保つかも知れないが、果物などはこの季節、
常温ではあっという間に傷んでしまう。
仏壇に飾っておく仏花などにしても、
真冬の時期であれば、水さえキチンと変えておけば
半月ほどは充分に保つが、この時期であれば、
あっという間にしおれてしまう。
スーパーマーケットなどでは、こういうことを見越してか、
随分と早い時期から仏壇用のお供え物などを販売しており、
その点では、充分に助かっているのだが、
さすがに我が家でも、この時期にお坊さんが来てくれたからといって
8月13日〜15日の期間に、
何もしてなくていいということにはならない。
ちょうどその時期には、遠方から妹夫婦も帰省して来るので、
その際に、仏壇がまったく「お盆」の装いをしていないのでは
格好がつかない。
当然、「お盆」らしいことは終わっているとはいえ、
仏花や果物、和菓子などを改めて用意し直しておく、ということになる。
そうなると、これは全くの2度手間ということになる。

もちろん、この早い時期に「お盆参り」が終わることに関しては、
先に書いたようなデメリットばかりあるわけでもない。
13日〜15日の間にお坊さんが来てくれるということになれば、
当然、その日は家に居て、お坊さんを迎えなければならない。
お坊さんのやって来る時間によっては、
お盆休みのうちの1日を、
それだけのために費やすということにもなりかねない。
お盆休みに時間を作って帰省してくる連中にしてみれば、
これは貴重な「夏休み」でもある。
その中の1日を、「お盆参り」のために費やさなくていいということは、
それだけゆっくりと、休暇を満喫できるということにもなる。
自分としても、「お盆」にお坊さんの来訪時間を
気にしなくても良いというのは、気楽なものである。

さて、ここまで書いて気がついたが、
これを読んでいる人の中には、
「墓参り」はどうした?と思っている人もいるかも知れない。
実は、我が家には墓が無い。
墓が無いのなら、遺骨はどこにおいているんだ?
ということになるのだが、
我が家の両親の遺骨は、お寺さんの納骨堂に納めてあり、
そのまま供養をしてもらう、ということになっている。
だから、お盆になれば「墓参り」ではなく、
お寺参りをすることになる。
他所の様に、こまめに墓所の手入れをしないと
あっという間にお墓が草で埋もれる、なんていうことが無い分、
やはり気が楽である。
一応、お盆の時期(13〜15日)の間にお寺に行って
お参りをすることにはしているのだが、
こちらの方は、完全にこちらの都合で予定を決めれるため、
お参り半分、行楽半分、というのが例年のことになっている。
お墓の維持が負担になる、なんていう話を
良く聞くようになっている昨今、
こういうスタイルの供養方法は、次第に増えていくものだと思われる。

早々に終わってしまった、我が家の「お盆」。
毎年恒例のことだとはいえ、
やはり一抹のせわしなさを感じずにはいられない。

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