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イタチ捕獲作戦〜作戦成功

更新日:

1週間ほど前に、うちにイタチが現れ、
色々と悪さをしはじめたので、
これを捕獲することにしたという記事を書いた。

そしてほんの2日ほど前、
中間報告として、初日の空振りの後、
クロネコばかりが4日連続で罠にかかったことを、記事にした。

正直に言えば、全くイタチが罠にかからず、
ネコばっかりが罠にかかる現状に、焦りを感じていた。
罠に使っているエサに魅かれて、
ネコがうろつくようになったからか、
イタチが全く姿を見せなくなっていたからである。
もちろん、それはそれで結構なことなのだが、
まさかこの先、ずっと罠を仕掛け続けるわけにもいかない。
何か、ネコを寄せ付けず、
イタチだけを引き寄せるようなエサはないものかと、
色々と調べてみたりもしたのだが、
あまりぱっとした答えは得られず、これまでと同じように、
魚肉ソーセージをエサにしている状況だった。

なんといっても、同じネコが何回も引っかかっているのである。
いや、普通は1回引っかかれば、罠を学習するだろう?と、
ネコに説教をしてみたのだが、いかんせん、相手はネコだ。
こちらを威嚇してくるのみで、説教を理解していない。
ゲージ罠で、捕らえられた動物には、ダメージも痛みもないから、
おバカなクロネコは、何度も同じ罠に引っかかる。
ひょっとして、こいつ、捕まっても必ず出してもらえることを
理解して、罠にかかってくるのでは?という疑念も生まれた。
そうなってくると、何かイヤな目に遭わせて、
罠を学習してもらうしかないのだが、
怪我をさせたりするワケにもいかない。
仕様がなしに、ゲージの中で拘束しておく時間を、
1日ごとに長くしていった。
さすがにこれで、罠を避けるようになるだろうと思っていたら、
今度は別のクロネコが、罠にかかる有様である。
この辺のクロネコには、間抜けしかいないのではないか?

そう思って、別個体のクロネコを逃がし、
再び、罠を仕掛けて一晩。

翌朝、家の中から罠を確認してみるとフタが閉まっている。
あー、また、クロネコがかかっているのかなーと、
半分、諦め気分で覗いてみると、
なにやら茶色い、小さい生き物がかかっている。
少なくとも、昨日までかかっていたクロネコではない。

全身がキツネ色で、細長い体躯のソレは、
間違いなく、イタチであった。
思わず、おーっ!と感嘆の声を上げてしまった。
イタチは、ゲージの中をせわしなく走り回っている。
そして時々立ち止まり、こちらの方を見上げる。

自分はすぐに外に出て、罠を見に行った。
イタチの方は、興奮気味にゲージの中を暴れ回っており、
時々、金網に噛みつくようにしては、「ギッ!」と、
鳴き声(?)をあげて、こちらを威嚇してくる。
昨日まで罠にかかっていたクロネコも、
罠の中から、こちらを威嚇してきたが、
それに比べても、全く見劣りしない迫力である。
迂闊に金網に手を伸ばしたら、指を噛まれてしまいそうである。

改めて、捕獲したのがイタチであることを確認し、
罠の中を見てみると、
エサとして引っ掛けてあった魚肉ソーセージは、
きれいに食べつくされてしまっている。
ネコの場合、罠にかかったことに驚いて食欲をなくしているのか、
エサは最初のひとかじりしか、していないことが多かったのだが、
イタチは、しっかりとエサを食べきっている。
罠の中に閉じ込められてなお、
食欲を落としていないことを見ると、
イタチの図太さというか、図々しさというものを、強く感じる。
これが野生動物のたくましさだろうか?
さらに、罠周りの地面の土が、きれいに掘り返されている。
恐らくは、地面を掘り返して、脱出口を掘ろうとしたらしいが、
罠の周りをグルリと掘り返しているあたり、
脱出への執念を感じさせる。
身体こそ小さく、ネコよりも可愛らしい容姿をしているが、
ネコよりもよほど「強さ」を感じさせる。

さらに観察し続けていると、金網ではなく、
フタを閉じる仕掛けに使われている、バネをかじり始めた。
もちろん、バネも金属製なので、
イタチがかじろうが、どうしようが、切れることはないし、
よしんばバネが切れたとしても、
フタは開かない仕掛けになっている。
それにしても、ゲージの金網よりも軟らかい部分を見つけ出し、
そこに攻撃を加えようとする、知恵はどうであろう。
そのタフで、諦めを知らない精神力には、感動すら覚えてしまう。

ただ、逆に言えば、目の前にいるイタチは、
今日まで罠にかかり続けていたネコとは違い、
決して甘い顔を見せてはいけない相手である。
これだけ狡智に長けているのであれば、
逃げられれば、恐らく同じ罠にかかることは、
もう無いのではないだろうか?
そう考えれば、決してこのイタチを取り逃がす事なく、
上手く処置して、二度とうちに
入って来れないようにする必要がある。

そんな風に考えていると、
何ともいえない悪臭が、漂ってきた。
ちょっと例え様のない、臭いである。
そこでふと、思い当たった。
そうか、これが「イタチの最後っ屁」か。
ネットで調べてみた中では、
まともに食らうと卒倒するなんていう、
まるでスカンクのような表現をしているサイトもあったが、
たしかに、ちょっと距離を置いているとはいえ、
なかなか強烈な臭いである。
直近で食らったら、むせるくらいにはなるかも知れない。
そう思って、そのままイタチを罠の中に入れたまま、
家の中に戻ったのだが、
服に臭いが沁みているのか、
しばらくはイタチの臭いが漂うような有様だった。

さて、イタチを殺害せずに、ことをおさめるためには、
このゲージのまま、我が家から遠く離れた山中にでも運び、
そこで放逐しなければならない。
現在、その手配をしている所なのだが、
なんといっても、あの悪臭である。
普通車では、どうしたって車の中が大惨事になるので、
どうしても荷台のあるトラック、ということになるのだが、
そうなってくると、なかなか手配が難しい。
小さな箱に入れて、というのも考えたのだが、
あの凶暴性を考えると、ちょっとやそっとの箱では
あっさりと破られてしまいそうだし、
その箱に移す段階で、下手をすればイタチに逃げられてしまう。
逃げられるのも避けたいが、下手に手で捕まえようとすれば、
こちらが大怪我をしてしまうことにもなりかねない。

なんとか頑張って、トラックを用意することにしよう。

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