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台風

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サイクロン、ハリケーンとくると、一体何を思い浮かべるだろうか?

「台風」と答えた人は、一般人である。

「ライダーマシン」と答えた人は、まごうことなき特撮ファンである。

もちろん自分も、「ライダーマシン」と答える。

ここ数日間、日本を台風が蹂躙した。

直接、上陸してからの被害のみならず、台風の影響による長雨で、

甚大な被害が出た。

上陸してからは、川を氾濫させ、強風によって屋根を飛ばし、

日本の交通網は、陸海空に渡って寸断された。

まさに大被害であった。

そんな中、兵庫県たつの市にある我が家では、数カ所の雨漏りのせいで、

狭い屋根裏を這いずり回された。

もちろん、台風の最中に屋根の修理などできないが、

屋根裏に入り、雨の洩ってくる部分の下に、バケツや洗面器を置いて回った。

今回ほど、細くて軽くて柔らかい自分の体を、ありがたいと思ったことはない。

幸い、数カ所の雨漏りの他は、被害らしい被害はなかったのだが、

近くの畑では、きれいに組み立てられていた植物の棚が、つぶれてしまっていた。

町の中を見てみると、市内の農機具を扱っている会社の看板が、

ひどいことになっていた。

もっとも、日本中で起きた深刻な被害に比べれば、

これくらいは微小な被害といえるだろう。

今回はこの「台風」について書いていく。

毎年、秋になると、いくつもの台風がやってくる。

今回のように、少し季節を外してやってくることもある。

実は台風というのは、結構な数が発生していて、

1年間のうちに、平均25個も生まれている。

このうち、1年間で日本に接近してくるのは、約10個ほどである。

日本に上陸してくるものとなると、さらに数が減って、2.7個ほどになる。

まず、1年のうちに3個、台風が上陸してくると考えておけば、間違いない。

その3個にしても、進んでくるコースによって、

自分の住んでいる場所には、全く影響がでない場合もある。

そうなってくると、意外と台風というものは少ない、ということになる。

1年のうち、もっとも早い台風は、1月中に発生する。

1年のうち、もっとも遅い台風は、12月中に発生する。

早い話、台風は1年中、発生している。

これが上陸してくるものとなると、いささか範囲が狭まる。

ここ60年ほどの間で、もっとも早く上陸してきた台風は、

4月下旬に上陸してきている。(1956年台風3号)

もっとも遅いものになると、

11月の末に上陸している。(1990年台風28号)

少なくとも、4月~11月の間であれば、

台風は上陸してくる可能性があるということである。

秋以外でも、毎日の天気情報には、しっかりと目を通しておきたい。

台風のニュースを見ていると「台風は温帯低気圧にかわりました」

というフレーズを聞くことがある。

台風というのは「熱帯低気圧」になるので、「温帯低気圧」とは、

構造が全くちがっている。

「熱帯低気圧」というのは、熱帯や亜熱帯で、海から大量の水蒸気が上昇し、

渦をまいたもののことをさします。

この「熱帯低気圧」の風速が、毎秒17.2mを超えると、

「台風」と呼ばれるようになる。

つまり「熱帯低気圧」と「台風」は同じもので、威力の違いによって

名前を呼び分けているにすぎない。

これに対して「温帯低気圧」の場合、北側の冷たい空気と、

南側の暖かい空気が混ざりあおうとすることで、

渦を巻いた上昇気流が起こることをいう。

性質上、「熱帯低気圧」は海の上でしか生まれないのだ。

海の上に水蒸気があれば、その上昇する力によって、

どんどんと発達していく。

逆に陸上に上がってしまうと、水蒸気は少なくなり、次第に衰えていく。

日本海に出ると、太平洋のときほど充分な水蒸気がないので、

やはり台風の勢いは衰えていく。

そこに冷たい空気があれば、これと混じりあうことで「温帯低気圧」に代わる。

これが「台風が温帯低気圧に代わりました」の、正体である。

台風がくれば、何らかの被害が出る。

その被害の点から、今までの台風を見ると、ひとつだけ群を抜いて、

被害の大きい台風がある。

1959年9月にやってきた、台風15号、通称「伊勢湾台風」である。

死者・行方不明者あわせて5000人以上。

そのあまりに甚大な被害に、ドラマや映画なども作られた。

続く洞爺丸台風では、死者・行方不明者1700名以上、

さらに狩野川台風では、死者・行方不明者1200名以上であることを見ても、

その犠牲者数は、圧倒的である。

ちなみに犠牲者数が1000人を超えているのは、この3つだけである。

災害対策について定めた「災害対策基本法」は、

この伊勢湾台風を教訓として、成立したものである。

さて、今回、雨漏りを見つけたために、天井裏を這い回った。

その時に、天井裏に置かれている、いくつかのバケツを見つけた。

どうやら今回初めて雨漏りしたわけではなく、過去にも雨漏りしていたらしい。

そのときは自分が天井裏には上がらなかったのだが、

どうも根本的な修理はしなかったようだ。

それで、今まで雨漏りしてこなかったのは、

一定の方向から、一定以上の強さの雨が降らなければ、

屋根瓦の隙間から水が入ってこないらしい。

ということは、ずいぶん前から雨漏りはあったということだ。

一度、屋根の上に上がってみて、瓦の様子を見てみないといけない。

このクソ暑い時期に、屋根の上……。

考えるだけでクラクラしてくる話である。

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