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選挙と競馬と株の類似点と相違点

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最近、たまに選挙カーが家の前を通過する。

数日後に迫った衆議院選挙において、
なんとか当選を果たそうと、
各候補者とも必死になって支持を呼びかけているのだ。

自分の住んでいる兵庫県たつの市は、
兵庫県の第12区に指定されている。
この第12区というのは、かなり広く、
西播磨地方から姫路市を抜いた、ほぼ全てが含まれる。
この範囲内に住んでいる有権者数は約30万人で、
隣の第11区、姫路市に比べると、
85000人ほど少ない。
純粋に面積で考えた場合、12区は11区の4~5倍は広い。
そこに姫路市よりも少ない人数が散らばっているのだから、
選挙運動の効率は、ひどく悪い。
広い選挙区の中を、くまなくまわろうとするものだから、
選挙カーの張り上げる声を聞くのは、
1日に2~3回くらいだ。

市内を自転車で走っていると、
候補者のポスターを貼った立て看板が、
各所に立てられている。
候補者は4人で、維新の党1人、共産党1人、
無所属2人ということになっている。
無所属とはいうものの、
1人は前回民主党で立候補しているし、
もう1人は、今回、自民党への公認申請が
あったということなので、自民党寄りの人だろう。
この4人、つまり今回の選挙では、
自分には4つの選択肢がある、ということになる。

この「選挙」というのは、
ちょっと競馬の馬券購入に似ている所がある。
候補の中からもっとも「良さそう」な候補者を選び、
自分の判断を信じて、投票する。
競馬では、過去の戦績や、馬の性格、
馬場の状況などを見て馬券を購入するが、
選挙でも、過去の経歴や、候補者の人格、
社会の状況などを見て候補者を選定する。
競馬と違うのは、
仮に自分の投票した人物が当選したとしても、
払い戻しがあるかどうか、わからない所だ。
場合によっては、損失を出すこともある。
つまり、自分が投票した人間が当選しても、
それが良い結末になるとは限らない。
そういう意味では、政治家というのは、
競走馬よりもタチが悪い。
逆に、自分の投票した人物以外が当選したとしても、
それが良い結果になることもある。
これは、言うなれば嬉しい誤算で、
そういう意味では、政治家というのは、
競走馬よりも融通が効く。

しかし、選挙の恐ろしい所は、
どれを選択しても、ハズレという可能性があることだ。
競馬ならば、必ずひとつは正解があるのだが、
選挙の場合、全てがハズレであるということもある。
そういう意味では、馬券というよりも、
株に近いものがある。
株の場合、いくつ投資先があっても、
どれかが必ず値上がりする保証はなく、
全ての株が値下がりする状況もあり得る。
ただ、株の場合は手を出さないという、
ひとつの自己防衛策が存在するが、
選挙の場合、手を出さなくても勝手に事態は進行し、
状況が良くなったり、悪くなったりする。
全く、選挙とは厄介なものだ。

12月14日は、ちょうど赤穂の「義士祭」と重なる。
ニュースでは、これをずいぶんと強調していた。
祭りのために選挙に影響が出るのか、
選挙のために祭りに影響が出るのか?
その両方だろう。
期日前投票という手段はあるが、
大方の人は、投票日当日に選挙に行く。
そうなると、その投票日が大きなイベントと重なった場合、
選挙とイベント、どちらをとるのかということになる。
他にやることがないのであれば選挙に行く、
という人は多い。
そこに地元の人間にとって大事な祭りが重なれば、
今回は選挙より祭りに……という人もいるだろう。
さらに、祭りの運営をするはずだった市の職員が、
かなりの数、選挙の方に廻されるだろう。
祭りに使われるはずだった施設も、
いくつかは投票所として使われるだろう。
そう考えると、選挙にも祭りにも、
悪い影響が出ることになる。
赤穂市民からの、恨み節が聞こえてきそうだ。

しかし、今回の選挙、
自分のまわりは驚くほど静かである。
立候補者の中に、某政党の候補者がいないためである。
具体的な名前を挙げると、差し障りがあるかもしれないが、
以前、テレビCMで、代表自らがノリノリで
「そうは、いカンザキ~!」
という、薄ら寒いギャグを披露していた所である。
さすがにそのCMを見て、ドン引きしてしまったために、
その代表が引退して、数年が経つくらいまでは、
投票候補に入れることもなかったが、
最近では、支持者である某宗教信者の応援が、
しつこくない限りは、公平に見るようにしている。

数日後に迫った、衆議院選挙。
現状を見る限りでは、投票率は低いものになりそうだ。
「選挙に行っても、何も変わらない」という人もいて、
TVなどでは批判されているが、
正直、その気持ちはかなり理解できる。
むしろ、投票用紙に「該当者無し」と書くことが出来て、
それが立候補者の数を上回った場合、
×をくらった立候補者たちが、
しばらく立候補できないなどの
ペナルティを与えることが出来たり、
この人、この政党だけはイヤという
マイナス投票もできるようにして、
マイナス票で候補者の票を減らせるようにでもすれば、
投票率も、もうちょっとマシになるかもしれない。

もう現行の投票制度では、市民の政治に対する不満を
充分にぶつけられない。

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