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雑感、考察

大台ケ原〜その1

投稿日:

7月の連休中の土曜日に、友人からメールが送られて来た。
「明日、大台ケ原に行きたい」
というものであった。

いつものことながら、その唐突さには驚かされる。
とりあえず、あわててパソコンで
「大台ケ原」について調べてみた。
それまでの自分の中にあった「大台ケ原」の知識というのは、

・奈良県の南の方にある「山」である
・深田久弥の「日本百名山」に選ばれている

というくらいのものでしかない。
少なくとも、山に行くというのであれば、
しっかりと下調べをしておかなかければならない。
検索ワードに「大台ケ原」「登山」という言葉を入力し、
検索をかけてみると、かなりの数の情報がヒットした。
その中から重要そうな情報を選び、
ピックアップしてみる。

・自動車で頂上近くまで行けるため、
 「登山」というよりは、「ハイキング」的な要素が強い
・「東大台」「西大台」の2つのエリアに分けられており、
 「西大台」に立ち入るためには、事前の申し込みが必要である
・従って、一般登山者の多くは「東大台」に設けられた
 周遊コースを散策することになる
・その「東大台」周遊コースのポイントの1つに
 「日出ヶ岳」があり、ここが「大台ケ原」の最高峰となる
 (標高は1695m)
・周遊コースは全長10kmほどあり、
 設定されている所要時間は4~5時間ほどである

どうやら、我々が「大台ケ原」に行くとなると、
この「東大台」の周遊コースを歩いて回ることになるようだ。
全長10kmというと、かなりの距離のようにも感じられるが、
なんのことはない、毎年「元旦登山」をしている的場山だって、
片道4.5kmの山道である。
(もちろん、車でも登れるように整備してある道だが……)
自分も友人も、その程度の山歩きには慣れているし、
なにより高低差の少ない周遊コースである。
4時間という所要時間の設定にはひっかかるものもあったが、
コースには何カ所もの見所があり、
それらを満喫して回るとなると、
それくらいの時間が必要なのかも知れない。
だが、今回の「大台ケ原」行きの最大の難点はそこではない。

「大台ケ原」と聞いて、自分は手持ちの地図帳の
「奈良県」のページを開いてみた。
この地図帳は、かつて自転車旅行をしていた際に購入したもので、
日本中の全ての県が、そこそこ詳細な道路地図になっていて、
1つの「県」につき、1ページA4サイズの見開きで掲載されている。
「奈良県」は、ちょうど縦に長い形をしているので、
横向きに掲載されており、それに合わせて
クルリと地図帳を横にしてみる。
「奈良」といえば、東大寺や法隆寺など、
歴史的な建造物ばかりを思い浮かべてしまうが、
これらがあるのは、縦長な「奈良県」の北西部の平地で、
そこ以外は全て「山」である。
特に県南部に至っては、紀伊山地の中部と重なっており、
1500m級の山々が押し詰められるように密集している。
この押し詰められた山々のうち、
東隣に隣接している「三重県」との県境に
「大台ケ原」は存在している。
早い話、奈良県の南東部の端っこということになる。
兵庫県のたつの市から行く身としては、
奈良県の「奥」の方にある「山」と受け取っていいだろう。
詰まる所、兵庫県、大阪府、奈良県を
まるまる横断して行く必要があるわけである。
兵庫県と大阪府に関しては、高速道路を使うことによって
一息に横断することも可能だが、
奈良県には、ほとんど高速道路が通っていないため、
ひたすら一般道を走らなければならない。
地図で見た限りでは、結構な距離があり、
現地につくまでには、相当な時間がかかりそうである。

友人にその点を聞いてみると、彼はすぐにカーナビで
移動にかかる時間を算出してくれた。
それによると、高速道路を最大限に利用し、
全く渋滞に巻き込まれなかった場合でも、
片道4時間ほどかかるということであった。
と、いうことは、先に書いた
「東大台」の周遊にかかる時間を合わせて考えた場合、
4時間かけて車で現地に向かい、
4時間かけて「大台ケ原」を歩き回り、
しかる後、車を4時間運転して家に帰ることになる。
ざっと、12時間の強行軍である。
そのことを友人に伝えると、
早朝4時にたつのを出発、
午前8時に「大台ケ原」に到着し、そのまま登山開始、
昼12時には周遊を終えて、
そのまま奈良・大阪などを観光しながら帰宅するという。
……。
いつの間にやら12時間の強行軍に、
奈良・大阪観光が付け加えられている。
車を出すのが友人で、運転も彼が担当するため、
こちらとしては比較的負担が少ないのだが、
友人の居眠り運転で重大事故発生、なんてことになったら
目も当てられない。
そうならないためにも、
途中で細かく休憩を入れないといけないだろう。

その後、簡単なものながら「大台ケ原」の地図を用意し、
ひととおりの登山準備を片付けた。
出発は翌早朝ということになるのだが、
果たして無事に「大台ケ原」登山(?)を
終えることが出来るのだろうか?

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