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ウルトラマンタイガ

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かつて、ウルトラマンゼロが
「セブンの息子」という触れ込みでデビューした際、
我々古くからのファンが一番に考えたことは、
「セブンはいつの間に結婚して、子供を作ったのか?」
ということであった。

少なくとも、父親にあたるセブンが地球で活躍していた当時には、
それらしい様子を見受けることは、全く出来なかったからだ。
モロボシダンの名前を名乗り、
1人の地球人として活動していた彼からは、
子供の存在というものを感じさせられることが無かった。
モロボシダンとしての生き方は、明らかに独身男性としてのそれであった。
後にモロボシダンは、「ウルトラマンレオ」の中においても、
隊長という役職で再登場を果たすことになるが、
そのときでさえ、子供の存在を感じさせることは無かった。
(ただ、隊長になったダンは十分に貫禄がついていたため、
 子供が出来たという設定を盛り込んでも、違和感は無かっただろう)

設定の上で、ウルトラマンゼロは5900歳ということになっているので、
セブンが地球に滞在していたころには、すでに生まれていたと考えるしかない。
この5900歳という年齢は、地球人換算で高校1年生ということらしいので、
大雑把に計算するのであれば、6000歳=16歳としていいだろう。
セブンの年齢は17000歳ということなので、
この6000歳=16歳という基準に当てはめるのであれば、
セブンは地球年齢で44歳ということになる。
まさに「働き盛り」といったところか。
地球年齢で言えば、ゼロは28歳のころに出来た子供ということになるので、
地球人の感覚からしてみても、これは子供の出来る年齢といって良い。

さて、このたび新たに登場したウルトラヒーロー・ウルトラマンタイガは
ウルトラマンタロウの息子という触れ込みでの登場である。
頭の左右に、タロウやウルトラの父をイメージさせる2本の角が生えていて、
いかにもタロウの血を引いていることをアピールしている。
ウルトラマンタロウは、過去のウルトラマンの中でも
特に人気の高いキャラクターなので、
今回、その息子ということで新キャラクターが作られたのだろう。
ゾフィー、ウルトラマン、ジャック、エースと、年齢を考えれば、当然、
息子がデビューしていてもおかしくないキャラクターがいるのだが、
(ウルトラマンなどは、年齢的にも設定的にも、
 さらには人気の点から言っても、
 息子が出てきても全く違和感が無いと思うのだが……)
今回は、それらの兄弟たちを差し置いて、タロウの息子のデビューとなった。

調べてみた所、タイガについてははっきりとした年齢設定がなされておらず、
地球人換算で中学3年生か高校1年生ということになっている。
ゼロと同等か、わずかに年下という所だ。
まあ、ゼロを16歳とするのであれば、タイガは15歳といった所だろう。
ただ、タロウはセブンに比べると遥かに若い。
年齢は12000歳ということになっている。
先の6000歳=16歳計算で行くのなら、32歳ということになる。
タロウが地球を守っていたときには、
度々ウルトラの母が手助けをしていたが、
彼が32歳ということであれば、これは少々マザコンが過ぎる。
このマザコン息子に、高校生相当の息子がいるというのだから、
世の中というのは恐ろしい。
しかもこのマザコン息子に子供が生まれたのは、
なんのことはない、彼の息子と同じ(?)6000歳のとき、
ということになる。
高校1年生の子供(?)が子供を作ったというのだから、
これは現在の日本の感覚でいえば、かなり早い時分の子供ということだ。
ただ、過去にはそれくらいの年齢で結婚していた時代もあったので、
ウルトラの星では、そちらに近い感覚なのかも知れない。

さて、そんな感じで父・タロウよりも
ずっと若い年齢で地球にやって来た息子・タイガ。
ただ、第1話からのストーリーを見ている限りでは、
どうやら地球防衛の任務を帯びてやってきたというワケではなく、
12年前の戦いで、悪のウルトラマン・トレギアに破れ、
精神体のような状態で地球に漂着、以降、地球人・工藤ヒロユキと同化し、
12年後、怪獣の出現によって危機に陥ったヒロユキを助けるため、
ウルトラマンタイガに変身するためのアイテムを授けた、ということらしい。

今回の「ウルトラマンタイガ」が従来のシリーズと一線を画している所は、
ここ最近のシリーズでは定番となっていた、
フォームチェンジを行なわない所だ。
その代わりに、タイガの仲間であるウルトラマンタイタス、
ウルトラマンフーマが登場し、ヒロユキは彼らとも同化(?)することによって、
なんと3人のウルトラマンに変身することが可能となっている。
タイガに変身している状態から、タイタス、フーマへと変身するため、
見ている感じはフォームチェンジとそれほど変わらない。
バランスのとれているタイガ、パワータイプのタイタス、
スピードタイプのフーマと、それぞれに特徴のあるウルトラマンたちだ。
ただ、バディー(変身者?)であるヒロユキの体が1つしか無いため、
3人のウルトラマンが同時に出現することは出来ないようである。

タイガのやって来た地球は、かつて父・タロウが守っていたものとは
別の宇宙の地球で、ここの地球人たちは、どことなくタロウに似ている
タイガの姿を見ても、特にタロウについて触れるようなことは無い。
その点、ジードが父であるベリアルに似ていたために
散々疑いの目を向けられたことと比べてみても、対称的である。
動画サイトで配信された第0話や、ボイスドラマを視聴した限りでは、
タイガ自身、一族の英雄・タロウの息子であることに
大きなプレッシャーを持っているようなので、
地球人たちからその点について色々言われないことは、幸いだろう。
もっとも、かつてのタロウの評判がいいかどうかはわからない。
地球を守ったウルトラ戦士には違いないが、
やたら母親が出てきたり、兄弟が助けにきていたために、
どことなく、過保護のお坊ちゃん的な見方をされている可能性もある。
それに比べれば友人は出てくるものの、
結局の所、毎回1人で怪獣に立ち向かっているタイガの方が、
より1人前として見られているかも知れない。
なんといっても、セブンとゼロのとき同様、
母親というものについての情報が完全にカットされてしまっているため、
母親に頼るウルトラマンという、芳しくない風評がつきようもない。
また、タロウをはじめとするウルトラ兄弟、先輩諸氏の登場も無く、
今までの所、一個の自立したウルトラマンとして活躍出来ている。
出来うるのであれば、このまま自立したウルトラマンとして
活躍し続けて欲しい所だが、宿敵のトレギアが
何やらタロウと因縁ありげなため、
いずれ父親の方が駆けつけてくるという展開はありそうである。

まあ、そこは設定上仕方ないと諦めるにしても、
母親や祖父・祖母までがやってくるという展開だけは、
避けて欲しいと願わざるを得ない。

タイガの名誉のためにも。

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